広島県は、移住したい都道府県ランキングで常に上位をキープしています。実際に移住するとなると、どのような支援を受けられるのでしょうか。まず、移住を検討している人におすすめなのは、広島県への交通費が片道だけもらえる制度を利用することです。東京、千葉、埼玉、神奈川に住んでいる20歳以上の人が就職を目的として広島県で企業訪問をし、なおかつ移住したい市町村の行政窓口を訪れることで片道分の交通費が支給されます。ちなみに、1人あたりの上限は2万円です。これは、あくまでも移住を検討している人に向けた制度ですので、広島観光を主な目的としている場合は支給の対象外となります。
そして、広島県内で指定されている企業からの採用が決まり、実際に移住することになったら、移住支援金制度の対象になる可能性があります。広島県の雇用労働政策課が運営する就職サイトで、移住支援対象企業の項目にチェックを入れてどんな企業が該当するのかを検索してみましょう。単身者の場合は数十万円ですが、家族が2人以上いる場合は支給額が100万円以上になることもあるのです。ただし、この支援制度は上記の4都県に住んでいて、かつ東京23区内への通勤者に限られます。また、広島県で採用された企業が有期契約であったり、週の労働時間が20時間未満の雇用契約の場合は支援金が支給されません。移住先での勤務開始日から3カ月以上が経過したら、申請の受付が始まります。勤務開始日から1年を超えると、申請の受付期間から外れてしまうので注意しましょう。【あわせて読んでほしいおすすめサイト⇒HAJIMETEの広島県|移住サポートサイト】